恐るべしじいさん連合

日曜日は今週も幕張界隈でのんびりフィッシング、
釣果は今週もボウズ。
最近というか、今年はどうも釣りだけではなく人生のツキに見放されてるような気がする。
全く魚の顔を見ていない。
そんな中恐るべきは地元のじいさん軍団。
私が遠投サビキでサバを狙っていたら、「棚はフタヒロ」との的確なアドバイスが飛んでくる。
それでもあたりのない私を見かねた別のじいさんは、
おもむろにに寄ってきて勝手に棚を調整して行くしまつ。
しばらくそのままやっていると、今度はまたまた別の後からやって来たじいさんが、
あんまり釣れねぇなら、無理やりあっちの釣れてる所に入れてもらえとのアドバイス
いえいえそろそろサヨリに変えますのでいいです。
と言ってサバを諦め、じいさんたちと同じ遠投サヨリ仕掛けにチェンジ。
そして第一投、あれれじいさんたちの半分しか仕掛けが飛ばない。
よく見れば、じいさんたちは仕掛けもロッドも最新じゃん。
普通じいさんの釣り道具といったら年季の入った古い道具を大事に使うものと相場が決まっている筈なのに、
私の方がどう見ても古いではないか、
私のサヨリ仕掛けは15年ぐらい前に買って使ってなかった仕掛けに、死んだ義理の父に、そもそも結婚した頃に貰ったそれはそれは年代物の重たい磯竿ときたもんだ。
向こうは軽々と仕掛けを遠くに飛ばしているのに、こっちはまるで投げ釣りの要領で、
おりゃと言った感じで投げてようやく半分の飛距離。
あ〜完敗だ。
でも唯一の救いは、釣れてないのは一緒と言うこと。
一番近くのじいさんも共鳴したらしく、釣れないねの一言。
私も笑顔で返す。
あ〜これも地元釣りの醍醐味と感じた瞬間、
そのじいさんにまさかのヒット、しかもほんの10メートルぐらいの距離で、
うそ、そんな近くにいるじゃん、と思った矢先、もう一人のじいさんにもヒット、
やっぱ近くにいるなだって。
これは行けるかもと俄然やる気がでてきて、
一気に真剣モードに、そしてまたまた隣のじいさんに連続ヒット、しかも私のすぐそばで、
ちなみにサヨリは海面を泳いでいるので、ヒットする瞬間海面を波たてて食いついてくるので、結構エキサイティングなのである。
うお、くそ、そっちか、こっちに来い。
と思いながら、もくもくとキャストをするが、結局私には今週もサヨリは来てくれませんでした。
なんてトホホな気分。