つり掘り

近所の市民プールがフナと金魚の釣り堀に変身していたので、早速実釣に行ってきた。子供のころによく近所の野池でミミズを餌にしてフナ釣りをしたが、あの頃は簡単に釣れたけど、仕掛けも竿も持ち込み禁止で、練り餌とバーブレスフックの釣り針で釣るフナは、集中しないとかなり難しい。しかもすぐに落ちてしまう練り餌を子供に付けてやりながら釣るのは至難の業である。1時間ぐらいで子供があまりにも釣れないのであきて止めてしまったので、子供はほったらかしにして、とにかく1匹釣ろうと自分の釣りに集中した。ようやくコツがつかめてきて30分で何とかフナ4匹と金魚(巨大金魚)1匹を吊り上げた。バーブレスのため糸を瞬間でも緩めると、針が口から外れてしまいバラシが頻発するし、餌つりと違い引きが弱いので浮きが沈むタイミングを先読みして合わせられるかがポイントになる。そのためには本来は、へら浮きがベストでありバランスのとれた錘が必要なのだが、レンタルのセットでは期待するべくもない。
それにしてもどんな釣りでも、釣りと言うのは奥が深いとつくづく思った。
フナに始まりフナに終わる。ハゼに始まりハゼに終わる。どちらも簡単であり難しい。