僕と彼女と週末に

福島の田舎で、高校生の時に友達に借りて浜田省吾のPromisedLand(約束の地)というアルバムを初めて聴いた。

最近の地震原発のことを思うと、そのアルバムにある「僕と彼女と週末に」という曲を思いだす。

この星が何処へ行こうとしてるのか
もう誰にも わからない
権力と権力の see-saw-gameから
降りることさえ出来ない
人は一瞬の刹那に生きる
子供は夢見ることを知らない

あくる日 僕は吐き気がして目が覚めた
彼女も ひどく気分が悪いと言い始めた
それで僕らは朝食をとらず 浜辺を歩くことにした
そしてそこで その浜辺で とても奇妙な情景に出会った
数えきれないほどの 銀色の魚が
波打ち際に打ち上げられてたんだ

いつか子供達に この時代を伝えたい
どんなふうに人が 希望をつないできたか


こんな歌詞に、当時強く心を打たれました。
最近の原発事故を思うにつれ、あの頃のこの歌を思い出して
口ずさんでしまいます。