連休最終日もボウズ

家族が従兄弟たちと池袋に行くと言うことで、1日フリーに、しかし昨日までの長旅のせいや、再び渋滞にでも巻き込まれたらと思うと、遠出をする気にもなれないし、と言うことで近所のシーバスのポイントへ行ってきた。ここは毎年稚鮎が遡上する場所として有名で、河口堰になっているため上るに上がれず、船用のゲートが開くまで凄まじい数の稚鮎がひしめき合っている。そこを狙って鵜と鷺とシーバスと人間がそんな可愛そうな稚鮎を捕まえに来るのである。鵜やシーバスは良しとしても人間が捕まえるのはどうやら違法らしい、私個人としても稚鮎を釣るのはやめてほしい。その一番の理由は行く手を塞がれた稚鮎が可愛そうなことだが、もっと大きな理由は、そんな違法釣師のせいで正統派釣師である私の釣る場所がないことである。それにしても国土交通省ももう少し稚鮎が簡単に遡上できる工夫ができないのかな。と単なる一釣り師はここに来ると思うのである。
と言うことで気を取り直して堰の上流に移動、こちらでは数年前にミノーで巨大レンギョをランディングした実績がある。そもそもこの辺の魚の環境を簡単に説明しておくと、堰があるため堰の下流は汽水や海水の魚が生息しており、堰の上流ではレンギョ、鯉、ウナギなどが生息している、そして両方を行き交っているのがボラとスズキである。さて上流で棒振りすること三時間、頻繁にあたりはあるがフッキングせず。しかもこのモゾモゾしたあたり、数年前を思い出す。これは間違いなくレンギョ。こうなったらレンギョでもいい。ランディングして写真に撮ってやるとがんばるがフッキングにいたらず、残念。