夏休み昆虫観察記


今日は、前々から子供と約束していた、“虫取り”をようやく実現してきました。しかし生き物係である私が、ただの昆虫採集などするはずもなく、かなり真剣な昆虫観察を実施してきたのでした。写真の1カット目はカブト虫とスズメバチが樹液を吸っているところです。
2枚目はそのすぐ上にいたコクワガタです。1本の木でいっきに夏休みの昆虫の王様を2種類発見しました。しかし、我が家ではカブト虫は飼育しない決まりになっているため採取はせず、次の昆虫を探しに。
というのも子供が幼稚園の頃までは、毎年沢山のカブト虫を卵から飼育していたため、最近ではカブト虫には全く興味を示さなくなってしまったのでした。
3枚目のカットはナナフシです。これは子供も結構喜んでました。
最後のカットはウシガエルです。写真だと大きさがわかり難いですが、こんなにはっきり顔が写っていることで大きさを想像してみてください。
とこれで終わりではなく、今日の本当の目的は、夜のホタル観賞でした。写真におさめられないのが残念ですが。久しぶりに沢山のホタルが飛び交っている風景を見ることが出来てかなり満足です。
こんなことを書くと一体どこへ行ってきたんだと思うかも知れませんが、私の地元市川の動植物園です。ここには、昔から平家ボタルが生息しており今の時期多くの人が観察にやってきます。あくまでも自然のホタルです。ちなみに私の田舎では源氏ボタルを今でも見ることが出来ますが、源氏ボタルはシーズンがもう少し早いため、毎年帰省する頃にはもうチラホラしか見ることができません。源氏ボタルに比べてはかない感じのする平家ボタルですが、自然の中で沢山のホタルが飛び交っている風景をこんな近くで見ることが出来ることは、ありがたいことです。
ちなみにここは公園なので生き物や植物を採取してはいけないことになっているため、今でも東京近郊では珍しくカブト虫やクワガタが生息しているのです。といっても外ですからよく探さないと見つかりませんけどね。従ってそもそもカブト虫やクワガタを子供が持って帰ると言ってもだめなわけです。しかし平気で網と虫カゴを持ってやってくる親子がいるからびっくりです。